精油の安全性に関するページ

精油の安全性に関するガイドライン

当サイトの「精油を安全に使用する方法」のページには、精油の希釈濃度、入浴時、子ども、ぜんそく、有害反応、その他の情報が無料で公開されています。

ロバート・ティスランドに学ぶ『精油の安全性マスタークラス』

これは全8回のオンライン認定コースで、効果に見合ったリスク評価について解説し、自分自身のみならず家族や友人たちのための安全な使用法を、エビデンスに基づいた豊富なスライドとともに、実践的に指導します。また、安全性の裏付けとなる科学的根拠や、安全のためのガイドラインのひとつひとつについて、それはなぜ必要なのかという理由も具体的に紐解いていきます。この認定コースは、現在入手できうる限りのエビデンスをもとに、あなたの知識の程度に関係なく、精油を安全に使用できるようになる迄の実践的なノウハウをお教えするものです。ティスランド・インスティチュートは、2021年、日本のAromatherii Ltdとパートナーシップを結び、『精油の安全性マスタークラス』も日本語字幕付きでご受講いただけるようになりました。詳しくは、以下のウェブサイトをご覧ください。

『精油の安全性ガイド第２版』

ロバート・ティスランド、ロドニー・ヤング著
池田朗子、八木知美訳、岸田聡子、林真一郎監修
エルゼビアジャパン/フレグランスジャーナル社、2018
ISBN：978-4-89479-301-9

『精油の安全性ガイド』は、600種にも及ぶ精油と206種の精油成分の詳細なプロフィールが掲載された、他に類を見ない情報量の、エビデンスに基づくガイドブックです。日本語版は1127ページの大著で(電子版も付属)、様々な方法で精油の使用する場合の安全性について、踏み込んで検討を重ねた包括的な本です。2023年9月、販売元のフレグランスジャーナル社が書籍販売を終了したことを受けて、本著は３刷も完売となりました。入手希望の方は、アロマテラピーショップやスクールなどの買取備蓄をされているところで、上記日程以降も取り扱いの可能性がありますが、一般書店やアマゾンなどでの正規販売は終了しております。２刷３刷時の正誤表は、フレグランスジャーナル社の同著情報ページ巻末からダウンロードください。また、内容を確認されたい方は、国会図書館（東京・大阪）に１冊づつ、また日本アロマ環境協会のグリーンテラスに１冊ございますので、そちらで閲覧可能です。

有害反応データベース(ARD)

ティスランド・インスティチュートの有害反応データベース(ARD)は、精油に関する有害反応が自己申告のかたちで集められたもので、随時更新されます。各データは、私たちが報告者に個別に連絡をとって検証され、可能な限り画像も添付されています。

ARDは、精油が不適切に使用された場合に起こるリスク(危険の可能性)を、浮き彫りにするために作成されました。精油で反応を起こしたことのある人は少数で、実際ほとんどのケースでは、精油の有害反応は見られません。しかし、不適切な使用は確実にそのリスクを増大させるのです。

データベースは英語版のみですが、既存データを自由に閲覧したり、個々の精油や有害反応の種類で検索したり、あなた自身が有害反応を経験した場合には、データを追加していただくことができます。なお、リストの一番左のView detailsをクリックすると個別データの詳細説明とロバート・ティスランドによる検証が読めます。

安全性に関するその他のリソース

このサイトでは、ロバート・ティスランドが執筆したブログ投稿やインフォグラフィックスなど、精油の安全性に関する様々な追加情報をご紹介する予定です。日本語での情報は随時更新され、また定期的にニュースレターの形でも最新情報をお届けします！